キッズバイクで不便さを感じるのはどこか?から始まった雑談。
・子どもが自転車に座ってくれない。
・さあ、練習しようと声をかけても「無理〜」と鬼ごっこをはじめる。。
・子どもが何かを察して、拒否する。
と、大人のやる気と子どものやる気のタイミングが合わないのが不便との結論になり、スタッフは頭を抱える始末。
解決策する条件は
・即座に補助輪を外せるか。
・工具を常に持参できるか。
・補助輪を外してすぐ乗れるのか。
・外してからも、補助輪をつけたくならないか。
大人の技量が試されているような条件になってしまいました。
といった具合に1歩進んでは、2歩下がるような開発の歩みを続け、気がつくと2年が経過しました。
バネのサイズ違いや、パイプ強度を上げるための工夫、シャフトの形状などの試作を繰り返し、
実際にスタッフの家族や友人に試してもらいました。
・硬いと手では上げ下げしずらい
・軽いと不安
新たな問題点です。
自問自答しながら結論は、
手で上げ下げに無理があるのではないかという結論にたどりつきました。
もう生産が始まっているのに、修正できるのかどうか。
時間はどんどん過ぎていきます。
ふとした瞬間にアイデアが生まれ、
レバーをつけたら足で蹴りやすいのではないか?
「これならいける」スタッフ全員が納得することができました。
こうしてようやく、納得できるプロダクトに仕上がり、
足で上げ下げできる補助輪 ホイラップ™️ が誕生しました。
今後も、新たな製品作りは続きます。
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